営農・担い手支援係の投稿

小麦刈取り適期確認会

5月29日(火)、JAと普及センターは管内の小麦栽培地を巡回しました。

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福知山では、よく出来ているところでは穂数も穂長も良くかなりの収量が期待できそうです。

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綾部でも昨年より増収が見込まれそうです。

品質を上げることに目的に、今年から実肥(みごえ)をしています。

 

皆さんは小麦にパン用や麺用があることをご存知でしょうか?小麦粉に強力粉と薄力粉があるように、品種によって用途が異なります。

日本では、麺用小麦・パン用小麦のほか、最近はラーメン用の小麦やパスタ用の小麦なんかも出ています。

 

管内で昨年まで作られていた品種は「農林61号」というもので、古くから作られている小麦です。

今年から京都府の小麦はすべて「せときらら」と言う品種に変わりました。

元々農林61号は麺用の品種で、特にうどんに使われますが、京都府で生産されるほとんどの小麦は小学校の学校給食のパンに使われていました。少し前に「ニシノカオリ」というパン用の品種が推奨されることもありましたが、収量が低く生産される農家は少ないのが現状でした。

京都府で作られる小麦はほとんどパンに使われているのですが、実際は全てのパンを作るのには足りず、他府県産の小麦を使ってパンが出来ています。

そこで、パンに向いている品種で、府内の小麦の生産量を上げるために、新しい品種の「せときらら」が生産が始まりました。

「せときらら」は「農林61号」に比べ増収が見込まれ、さらに収穫期が4日ほど早いのが特徴です。

 

 

平成30年度 農ふれあい教室 田植え・野菜苗植え体験教室

5月26日(土)JA京都にのくに「彩菜館」運営協議会が主催する「農ふれあい教室」が行われました。
「農ふれあい教室」は、最近の子どもたちが触れ合う機会が少なくなった「農」の体験を通じて、自然の素晴らしさや「食」の大切さを学んでいくこと目的に年間4回の体験学習として平成20年より実施しています。

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当日は、17組の家族、総勢51名が参加され、京都丹の国農業協同組合青壮年部の協力で、万願寺甘とう・さつまいもの定植、田植えをしました。
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万願寺甘とうの定植。すこし難しい定植ですね。

JA青壮年部の若手農家さんにやさしく教えてもらい、万願寺甘とうとサツマイモが植えられました。

青壮年部のTシャツには「農業が好きで好きでたまらないJA京都府青壮年部そんな奴らが集まりました。」と書いてあります

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昼食には、地元の野菜を中心に作られた万願寺甘とう入りのカレーが振る舞われました。

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そして、出張彩菜館も店を出し、旬の野菜を販売。

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 昼食の後には子どもたちからの「農業」に関する質問コーナー!

答えるのはJA青壮年部のメンバーで、「農家になるにはどうしたらいい?」「野菜をおいしくするにはどうしますか?」「夏の暑いときはどうしていますか?」などなどたくさんの質問が出ました。

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午後からは田植えです。田んぼに入るときは、気持ちいい~とワイワイ言いながら

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でも、終盤はどろどろになって遊んでしましますね。

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参加者の中には毎年楽しみにされている方もおられ、「家族で農業を楽しむ貴重な体験が出来た」と話されました。
次回「親子料理体験教室」が7月28日(土)に開催されます。6月30日(土)まで参加申し込みを受け付けております。。

てん茶出荷最盛期!

DSC_0364てん茶の出荷が最盛期を迎えました。
てん茶は玉露とほとんど同じ管理をしますが、製造方法が異なり、茶を揉まずに炉で焙ります。
そのため、茶葉の形のまま乾燥された製品がてん茶になります。
製造されたてん茶は各てん茶工場からJA京都にのくにの茶業センターに運ばれます。
見本茶を送り、全農茶市場で高値で落札された茶商さんが決まってから出荷となります。