2015/02/20の記事

西川農相へ要請!

JAグループ京都は2月17日(火)、西川公也農林水産大臣に准組合員の総代登用を可能にする農協法の改正を要請しました。JA京都中央会の中川泰宏会長と府内各JAの組合長・理事長らが東京・霞が関の農林水産省を訪れ、当JAからは仲道俊博組合長が出席。西川大臣に要請書を手渡しました。(写真)

 

仲道組合長(左)と西川農水大臣(右)

仲道組合長(左)と西川農水大臣(右)

 

この要請に先立ち、JAグループ京都では府内各JAで准組合員を総代に登用する定款変更の総代会決議を進めています。当JAにおいても1月23日(金)に臨時総代会を開催し、大多数の賛成で決議しました。

近年では、全国的に正組合員数の減少と准組合員数の増加が進んでおり、京都府内においても全組合員数に対する准組合員の割合は55・7%(25年度末時点)と半数を超えていますが、現行の農協法では、総会・総代会での議決権などJAの事業運営に参加する共益権は准組合員には認められておりません。

農業政策においても、農業生産の拡大等を基本とした農業基本法が昭和35年に制定されましたが、時代の変化を受け、平成11年には新たに「食料・農業・農村基本法」に改正され、多面的な機能が位置づけられました。しかし、この改正に伴う農協法の見直しがされなかったことから、地域住民と連携した農業の振興に支障をきたしています。

このような状況を踏まえ、地域農業の応援団である准組合員を総代に登用し、一体的に運営できる農協法の改正を訴えました。

要請後、西川大臣は「趣旨は理解できる。時間はかかるが、検討したい」と述べられました。

良食味米研究会 研修大会

今年で5年目を迎えた良食味米研究会。その総仕上げとしての研修大会を行いました。
昨日発表になった、コメの食味ランキング。残念ながら、今年もAで4年連続のAとなりました。
しかし、26年は日照不足の影響で乳白米の増加、粒張りの悪さから平年より悪くなってA’にならないか心配する中、何とかAでとどまってくれたとほっとしています。

年々、気温が上がる中で米作りは難しくなっています。その改善策としては、無効分げつを出来るだけ減らすことが最も有効と考えています。基本的なことに戻りますが、とても重要なことです。

目標とする分げつ数は300本/1㎡、坪で言えば990本になります。およそ1000本/坪ですね。
つまり、60株でしたら約17本/株の茎数で止めて、穂数を17本に制限します。中干し開始は13本ぐらいです。ちなみに55株で約18本/株、50株で約20本/株となります。
収量がかなり落ちるのでは?と思われがちですが、

300本/㎡×80モミ/穂×80%(登熟)×22.5g(千粒重)=540kg/10a(9俵、3石6斗、18袋)

と、なります。これは理想値となるのですが、茎数が少なくなると穂長は長くなりモミ数が増えるので収量的に影響は少ないでしょう。野菜や果樹でも大きくて良いものを取りたいときには選定したりして生育を制限しますよね。それと同じ考え方です。一つ一つのモミにでんぷんをしっかり回して、厚みのある大きい米が取れますし、大きな米を作ることで食味に影響するタンパクも低下させることが出来ます。

また、お米のおいしさとして、味だけでなく、香、硬さ、粘りなどいろいろな要素があり、総合的においしさが決まります。おいしいお米を作るには肥料だけでなく、ミネラル分は十分必要ですので、今年から発売されたBMとれ太郎を使ってください。きっとおいしいお米が取れます。

女性部綾部ブロック 春を先取り桜餅作り

綾部グループは2月の生活教室で、お菓子づくり教室を開催しました。

部員の上柿孝子さんが講師を努め、「桜餅」と簡単手づくり「ナッツチョコ」を作りました。(^。^)OLYMPUS DIGITAL CAMERA

もち米に食紅を入れ炊き上げ、丸めたあんを包み、桜の葉で巻くと、可愛い桃色の桜餅の出来上がり♪♪

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一足早く春を感じることができました。(*^_^*)