2015/03/05の記事

酒米研究会 京の輝き研修大会

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管内の栽培農家38名が参加された。

「京の輝き」とは京都府が久しぶりの品種登録をしたお酒の掛け米用の品種です。日本晴れのような中生品種で、粒が大きいのが特徴です。

掛け米は主食用米ではなく、加工用米として分類されます。つまり、転作になる米作りです。加工用米としての転作の制度は、基準収量の出荷を必ずしなければいけないのが取り決めで、約17袋/10aの契約が必要となります。水害や獣害などいろいろな理由があっても出荷が必要となります。また、規格外米も対象外になるので、それなりに管理をしなければいけません。国の制度なのですが、JAの制度と勘違いされているようでいろいろなご意見を頂きました。

京都府として酒造組合の要望される京の輝きの増反に取り組まれ、JA京都にのくにでも60haの作付を目標とし生産拡大をしています。