平成26年度の万願寺甘とう出荷が最終日を迎えました。
選果場では、5月1日から調整出荷。5月20日に初出荷式典を開催し、京都市場を中心に、東京出荷。通信販売と、全国展開してきました。
京都府のブランド産品である万願寺甘とうは、JA京都にのくにの主力作物として、今年度は、480トンを超す出荷を行い消費者の皆様に喜んでいただきました。
来年度、更なる出荷量の増大と、高品質生産に向け、取り組んで行きますのでご期待ください。
酒米の今年の反省を中心に研修会を開催しました。
本年産の五百万石はカメムシの大量発生や刈取り時の長雨の影響で生産は大変でした。品質の高い信頼される産地の形成が本年度の最重要課題だったので、すべての酒米を色彩選別機にかけ、良品質の酒米に仕上げました。
栽培された酒米を生産者で確認し、来年はさらに品質の高い酒米を作ることを研修しました。
酒米は酒蔵との需給バランスが大変重要であり、主食用米と違い過剰な生産となると使い道がなく価格の下落を招きます。酒蔵の要望数量をしっかり満たし、過剰に作付しないことも今後の取り組みには欠かせません。
日本酒の消費は伸びていますが、来年度の要望数量として、祝で微増、五百万石で若干増加となり、今年度栽培された作付面積を基本とした生産計画で進められます。
しかしながら、掛け米として使用される「京の輝き」は大幅な作付拡大が要望されており、京都府として増産を計画しています。「京の輝き」は加工用米として販売されます。粒が大きく、よいお酒が出来るのが特徴です。
また、今年栽培された五百万石で綾部市にある若宮酒造さんでJA京都にのくにとして日本酒の製造を始めています。特別純米酒で、特別栽培米コシヒカリの愛称と同じく「丹の国穂まれ」。
12月中旬頃には約2800本(720ml)の日本酒が出来上がる見込みです。JA京都にのくにの各支店などで販売されます。
にのくに管内で栽培された酒米で、にのくに管内で作られたお酒が出来上がります。お楽しみに。
(イメージ写真)
本ブログでもご案内しました「第57回JA共済京都府小・中学生書道コンクール」と「第37回JA共済交通安全ポスターコンクール」に多くの作品の応募ありがとうございました。去る10月3日(金)に京都府下のJAとJA共済連京都府本部の主催による作品審査会が京都JA会館にて開催されました。
同コンクールはJA共済事業の相互扶助・思いやりの精神を、次代を担う小・中学生に広めるとともに、児童・生徒の図画工作・美術教育に貢献することを目的として毎年開催しています。本年度は書道コンクールに8,736点(当組合からは706点)、ポスターコンクールには515点(当組合からは12点)の応募がありました。
審査は、書道コンクールには森鵬父審査委員長(教育書写・書道会代表)、交通安全ポスターコンクールには横田學審査委員長(京都市立芸術大学教授)をはじめとする審査員が当たり、133名の入選者が決定し、当組合からは特別賞1名を含む12名が入選しました。
(当組合の参加者の入選者は次の通り:敬称略)
半紙の部
特別賞:京都府教育委員会教育長賞
荒木 あかり(舞鶴市立朝来小学校1年)
全国共済農業協同組合連合会京都府本部長賞・銀賞
佐渡 未涼(舞鶴市立由良川小学校3年)
全国共済農業協同組合連合会京都府本部長賞・銅賞
佐竹 紗寧(福知山市立成和中学校3年)
全国共済農業協同組合連合会京都府本部長賞・佳作
東 詩乃 (福知山市立修斉小学校1年)
志賀 心 (舞鶴市立明倫小学校2年)
居川 陽紀(舞鶴市立倉梯小学校3年)
田中 聖愛(舞鶴市立倉梯第二小学校4年)
山口 結生(福知山市立夜久野小学校6年)
松尾 真生(舞鶴市立青葉中学校2年)
条幅の部
全国共済農業協同組合連合会京都府本部長賞・銀賞
磯野 早織(舞鶴市立青葉中学校1年)
古川 知香(舞鶴市立青葉中学校3年)
全国共済農業協同組合連合会京都府本部長賞・佳作
荒木 あかり(舞鶴市立朝来小学校1年)
交通安全ポスターコンクールにつきましては残念ながら入選者はありませんでした。
本日、11/11(火)京都市内にて、スマイルサポーター(共済窓口担当者)の応対技能を競うスマイルサポーターロールプレイング大会が開催されています。
本大会は、スマイルサポーターが組合員・利用者の皆様に共済の仕組をよりわかりやすく、ご要望に応じたご提案を行う応対技能の向上を目的に開催されています。
当組合からは6名のスマイルサポーターがロールプレイングに参加しています。
このような大会を通じて各職員の応対技能を高め、組合員・利用者の皆様により安心・安全をお届けできるよう取組んでまいります。
平成26産の概況報告と来年産の資材選定がされました。
今年の8月の日照は平年の30%程度のため、光合成が十分に出来ず乳白が出ました。乳白の発現は通常高温時に起こります。高温になり、葉裏の気孔を閉じるので外気から二酸化炭素を吸わなくなり光合成をしていない状態になり乳白米が出ます。今年は高温化ではなかったのですが、日照不足から光合成が出来ず 、程度のひどい乳白米が出ました。
米の販売面では、25年産米で全国的に消費される米が785万tですが、昨年度の在庫と25年産を加えて1042万t。26年にまわる在庫は222tです。26年産は765万tの生産目標ですが、過剰作付や東日本の豊作により目標は超えると予想されています。売り抜くために今年の米価は低迷しています。
資材は、来年度は除草剤バッチリから、ヒエの残効の効果が高い「ウィナー」に変更されます。また、肥料は標高の低めの平地対応型の一発肥料として「米星110日タイプ」が加えられました。