平成30年7月豪雨により管内の農作物や農地も被害を受けました。
JA京都にのくに青壮年部としてボランティアを立ち上げ、被災された農地の復旧支援を計画しています。
下記の通り、ボランティアを募集します。
平成30年7月23日月曜日 8:00~ 福知山市大江町
平成30年7月27日金曜日 8:00~ 福知山市大江町
お問い合わせ
JA京都にのくに青壮年部事務局 澤田
0773-42-1814 まで
平成30年7月豪雨により管内の農作物や農地も被害を受けました。
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下記の通り、ボランティアを募集します。
平成30年7月23日月曜日 8:00~ 福知山市大江町
平成30年7月27日金曜日 8:00~ 福知山市大江町
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0773-42-1814 まで
京都府中丹東農業改良普及センター 京都府中丹西農業改良普及センター 高温等に伴う農作物の技術対策 |
気象庁から「西日本と東日本における7月下旬の高温について」が(平成30年7月13日に発表され、7月26日頃まで高温が長く続く恐れがあるとのことです。
ついては、以下の事項を参考に、農作物の適切な管理と高温時の体調管理について参考にしていただきますようお願いします。
1 水稲
(1)出穂期は生育期間を通じて最も水を必要とする時期で、この時期の水不足は稔実を著しく不良にするため、湛水管理に努める。
(2)登熟期の高温は、粒の充実が悪くなり、乳白粒など未熟粒が多発するほか、収穫時の殻粒水分が低下して胴割れ米が発生するため、土が湿った状態(飽水状態)になるような水管理を心掛ける。特に地温が上昇しているため、水温が低い夜間の入水や掛け流しにより地温の低下に努める。
(3)早期落水は胴割れ米の発生を助長するため、収穫の1週間前までは間断かんがいを継続する。
(4)ほ場をかんがいする際には、畦から漏水していないか点検する。
(5)地域全体で計画的な用水管理を心掛け、ほ場が水不足にならないように注意する。
2 大豆(紫ずきん含む)
(1)大豆及び紫ずきんは、7月下旬から8月上旬に開花期を迎える。開花期以降、着莢や子実肥大に水分を必要とするため、土が乾燥しないよう、かん水に努める。開花期から莢伸長期にかけての水不足は、落花・落莢を増長させ、稔実莢数や一莢粒数の減少につながり、減収を招く。
(2)水管理の目安として簡易土壌水分計を活用するなど、かん水時期を判断する。
(3)ただし、開花期に急激に大量の水を与えると根を傷めて落花することが多いため、長期のかん水を避け、夕方にうね間かん水を一定間隔で実施し土壌水分量の急激な変化を避ける。
(4)地域の用水が不足する場合は、1うねか2うね空けてかん水する。
大きな区画(30a以上)のほ場では、数日に分けてかん水してもよい。
(5)開花期以降、子実の肥大に伴ってカメムシ類や子実害虫の被害が増えるため、若莢期から10日間隔で2~3回防除する。また、この間の乾燥天候によりハダニ類やハスモンヨトウの発生も増加するため、ほ場をよく観察し、発生を認めたら早期防除に努める。
3 小豆
(1)7月中下旬に、は種適期となる小豆については、深播きにしたり、は種後適宜かん水を実施したりするなど、発芽・苗立の確保を促し、初期生育の向上に努める。かん水の方法は明きょを活用したり、うね間に水を走らせたりするなど実情に応じて効率的に行う。
4 野菜・花き
(1)早朝にかん水を行うように努める。
(2)マルチや敷ワラを行い、水の蒸発を抑える。この場合でも、計画的にかん水し、マルチ
内の土が乾燥しないように注意する。
(3)施設では、遮光資材等により遮光を行う。
(4)害虫、特にハダニ類、スリップス類等が多発しやすいので、発生初期の防除に努
める。
【品目別の管理】
(1)軟弱野菜(ミズナ・ミブナなど)
・強光時には遮光資材等でハウス全体を被覆し、ハウス内の気温を下げる。
(2)ナス・トウガラシ類
・かん水を計画的に行う。ハウスでは少量多かん水が効果的である。
(3)キュウリ・トマト
・遮光、遮熱資材等の利用により、気温の低下を図るとともに、日焼け果の発生防止に努める。
(4)コギク
・マルチや敷きワラを行い、土壌の乾燥を防ぐ。乾燥による下葉の枯れ上がりが激しい
場合は、かん水する。また、害虫の発生初期に防除する。
(5)花壇苗類
・パンジー等これから播種する品目については、遮光資材等でハウス全体を被覆し、ハ
ウス内の気温を下げるよう努めるとともに、害虫の早期防除を徹底する。
5 果樹
(1)かん水は、早めから計画的に行う。スプリンクラーや散水チューブを使用して、成木園では20mm(20t/10a)かん水する。無降雨が7日以上続く場合は、繰り返しかん水する。この時、地下に浸透させることが重要であるため、できるだけ時間をかけてかん水する。また、水量を節約するには、早朝又は夕方にかん水する。
(2)水分の競合を避けるため、園内の草を刈り取り、株元にマルチを行う。
(3)園内をよく観察し、ハダニ類・カメムシ類の防除を行う。なお、間もなく収穫を迎える樹種では、農薬の「収穫前日数」に十分注意する。
(4)土壌水分は表面ほど変化が激しくなるため、普段から計画的に土壌の深耕及び有機物を施用し、地下部の保水力を高めるとともに、根群の発達を促す。
6 茶
(1)干ばつ害を軽減するため、うね閒や株元の敷草等により、土壌水分の保持に努め
る。特に、幼木園は干ばつ害を受けやすいため、気温の下がる夕方にかん水チューブ等でかん水する。
(2)被覆施設のあるところでは、寒冷紗(遮光率60~70%)、よしず等を筋掛けする。被
覆することにより、露天に比べて株面付近の温度が3~7℃低下し、葉焼けを軽減することができる。また、被覆期間は、9月中旬までを限度とし、平年並に気温が下がった曇りの日に被覆を除去する。
(2)気温が高い時期にはカンザワハダニ、チャノミドリヒメヨコバイ、チャノキイロアザミウマなどの害虫の被害が大きくなりやすいため、発生を確認し、的確に防除する。
(別途発行する茶業技術情報を参考にしてください)
7 作業者の熱中症を防ぐ対策
〈作業環境面〉
(1)日除けや通風をよくする設備を設置し、作業中は適宜散水する。
(2)スポーツドリンク(濃い場合は2倍程度に薄める)等でこまめに水分と塩分を補給するとともに、身体を適度に冷やすことができる氷、冷たいおしぼり等を備える。
(3)作業中の温湿度の変化がわかるよう、温度計、湿度計等を設置する。
(4)日陰などの涼しい場所に休憩場所を確保する。
〈作業面〉
(1)十分な休憩時間や作業休止時間を確保する。
(2)作業服は透湿性、通気性の良いものを、帽子は通気性の良いものを着用する。
(3)作業がつらいときは無理をせずに日陰の涼しいところで休憩し、水分を補給して、身体を冷やす。
〈健康面〉
(1)健康診断結果などにより、健康状態をあらかじめ把握しておく。
(2)作業開始前や、作業中に作業者間で健康状態を観察する。
〈救急措置〉
(1)近くの病院や診療所の場所を確認しておく。
(2)熱中症は、早期の措置が大切。
少しでも異常が見られたら下記の手当を行う。
・涼しいところで安静にする。
・水やスポーツドリンク等をとる。
・体温が高いときは、裸体に近い状態にし、冷水をかけながら扇風機等で風をあてる。 また、首、脇の下、足の付け根など太い血管のある部分を氷等で冷やす。
・回復しない場合及び症状が重い場合等は、速やかに医師の手当を受ける。
以上を参考にしていただき、農作物と体調の管理には十分注意してください。
以前にご紹介しました夢追人の動画が公式サイトにアップされました。ぜひ、ご覧ください。
平成30年7月10日 京都府中丹東農業改良普及センター 京都府中丹西農業改良普及センター 平成30年7月豪雨後の冠水・浸水対策情報 |
1 水 稲
〇根の老化を防ぐため、新しい水と入れ換えた後、間断灌水(土壌中への酸素補給)により生育の回復を早める。
〇白葉枯病、ウンカ類等病害虫が多発することがあるので、発生状況を確認し、防除を徹底する。
〇冠水した場合は、葉を水面に出させるため、排水路の浮遊物や泥を除去し速やかに排水させる。
2 豆 類
〇短時間のほ場滞水でも湿害が発生するので、速やかにほ場の排水を図り土壌の乾燥に努める。
〇泥が付着した場合は、乾くまでに動噴の水で汚れを落とし、病害予防のため銅剤のコサイド3000(又はZボルドー)を散布する。
3 野菜、花き
〇滞水している場合は、速やかにほ場の排水に努める。
〇液肥(500~1,000倍)を施用し、草勢の早期回復を図る。
〇風雨による傷から菌類が侵入し、病害の発生が予想されるので、こまめに観察し、発生初期に防除する。※銅剤のコサイド3000(又はZボルドー)を用いた病害予防散布や、特に万願寺甘とう・紫ずきんでは、浸水により蔓延しやすい疫病対策としてランマンフロアブル散布。
〇収穫可能なものは速やかに収穫し、また、播種直後で発芽不良の場合は、直ちに播き直す。
4 果 樹
〇落下した果実は、園外に持ち出して処理する。
〇骨格枝が完全に折れた場合は、鋸等で折れ口をなめらかに切り戻して、癒合剤を塗布する。不完全な場合は固定し、癒合面が乾燥しないようにビニール等で覆う。
〇冠水した場合は、速やかな排水に努める。
5 茶
〇茶園が浸水した場合は、速やかに排水を図るとともに漂着物を除去する。
〇強風で株元が緩んだ幼木園では土寄せを行い、地際部や根を保護するために敷草等を行う。
〇土砂が流入した場合は速やかに取り除く、また、表土が流亡している場合は早急に土入れを行う。
〇性フェロモン剤(交信攪乱剤)を設置した茶園では、剤が地面に落ちている場合には、拾って再設置する。
審査会が平成30年7月3~4日に宇治茶会館にて開催されました。残念ながら1等1席を逃したものの、JA京都にのくにのお茶が上位に入っています。また、今年から「玉露の部」に2点挑戦し、岡倉製茶場が見事入賞しました。
以下結果です。
【 かぶせ茶の部 】(総点数50点)
1等2席 舞鶴茶生産組合 増茂義郎 (舞鶴)
1等3席 綾部緑茶生産組合 出口則明(綾部)
2等1席 舞鶴茶生産組合 増茂和子 (舞鶴)
2等2席 両丹いきいきファーム 中田義孝 (綾部)
2等4席 舞鶴茶生産組合 菱田繁政 (舞鶴)
2等5席 岡倉製茶場 中田義孝 (綾部)
3等1席 舞鶴茶生産組合 植和田英子 (舞鶴)
3等2席 舞鶴茶生産組合 瀧本浩文 (舞鶴)
3等3席 小西茶業組合 大槻正志(小西)
3等4席 綾部緑茶生産組合 福井ヒデ子(綾部)
3等5席 井田製茶場 井田光彦(福知山)
3等6席 綾部緑茶生産組合 大島詔治(綾部)
3等7席 舞鶴茶生産組合 河田勝臣 (舞鶴)
3等8席 土成茶業組合 大槻成利(福知山)
かぶせ茶 両丹出品点数 41点
【 玉露の部 】(総点数72点)
3等7席 岡倉製茶場 (綾部)
褒賞授与式は平成31年2月8日(金) 宇治茶会館で開催されます。
7月4日午前中に台風7号が最も近づくようです。暴風域からも外れていますし、大きな被害はないのではと予想されますが、十分警戒し、対策を講じてください。
また、5日~6日にかけても大雨が続くようです。引き続き注意してください。
https://weather.yahoo.co.jp/weather/jp/26/6120/26203.html
本日(6月28日)、夕方5時20分頃に関西テレビ放送の報道ランナー番組内の「わがまちLIVE・ジュリアのイチオシ!」にて7分間程度、夏の京野菜「万願寺甘とう」が放送されます。
万願寺甘とう部会協議会の添田協議会長が『生中継』にて出演されます。是非ご覧ください。
関西テレビ 報道ランナー 午後5:00~6:00
「わがまちLIVE・ジュリアのイチオシ!」 午後5時20分ごろ
KBS京都テレビで毎月第2土曜日12:00~12:30に放送される「夢追人」の取材が行われました。
「夢追人」は収穫の喜びを知り、人を笑顔にするためにJAグループで京都・滋賀の~夢追人~を取材しています。
夢追人ホームページ
http://www.kbs-kyoto.co.jp/tv/yumeoibito/2018/0210_123000.html
これまで、にのくに管内では中田義孝さん、西山和人さん・秀人さん、佐藤正之さんが出演されました。
今回の取材は三和町の河野正一さん。取材に来てくれたのは稲富菜穂さんです。 稲富さんはテレビ朝日「おはよう朝日です」にも出演されています。
三和町の谷に入ると大変きれいな水が流れています。撮影日はとても暑かったのですが、森の中に入るとひんやりと涼しくていいところでした。改めて三和町良いところですね。
詳細は7月14日土曜日の12:00~12:30の放送をお楽しみに!(ちょうど訪問日の放送です。)