生産者の所得増大と直接流通米の販路拡大を目指して
JA京都にのくにでは、平成20年から直接流通米の取り組みを進め、取扱量は年々増加しています。平成28年度からはJA施設(カントリー、ライスセンター)に出荷いただいた米を全量直接流通米として買い入れ、より直接流通米を出荷しやすい環境に整えました。
出荷いただいた米は、JAが交渉した米業者への販売のほかに、JA京都にのくにオリジナル商品「丹の国穂まれ」「丹の国米」として販売し、様々なツールを活用して有利販売に努めています。また、地元での消費拡大を目指し、学校給食への提供や、生産者と一体となった販促活動も展開。生産者の所得増大につなげるための、様々な活動を行っています。
刻々と変動する米情勢を見極めたうえで業者と折衝し、より良い条件で契約を結べるよう、全力で取り組んでいます。
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食味向上のための取り組み
特A産地の獲得を目指し、生産者・関係機関・JAが一体となった「良食味米研究会」を立ち上げています。栽培データの取得、土壌分析、専用肥料の開発などを重ね、蓄積したデータを元に技術指導を行っています。
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※キャンペーンは終了しております。
JA一体での販促活動
資金共済事業の景品やノベルティーなどで「丹の国穂まれ」を積極活用。たくさんの人が、このおいしさを体感するきっかけを作っています。
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産地を守る米検査
検査員資格を取得したJA職員が厳正に検査。安定した品質を維持し、産地を守ります。
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関西の大手スーパーと交渉し店頭で販売
「丹の国米」のブランドを大切に扱ってくださるスーパーと契約を結び、店頭で販売。関西圏の消費者にご愛顧いただいています。
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学校給食として販路を拡大
現在は、舞鶴市の小・中学校全校、綾部市の小学校全校・一部中学校の給食に直接流通米が採用されています。
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「彩菜館」で販促活動を展開
特別栽培米部会員の皆さんとJA職員で、地元の米の良さをPRする活動を定期的に実施。もちろん「彩菜館」での販売も行っています。
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地域の特産物としてPR
平成28年度は、綾部市が募集する「あやべ特別市民制度」の特典として丹の国穂まれ(5kg)の選定に成功。約1,700袋をお届けしました。
ご存知ですか?
直接流通米
Q&A
直接流通米とは?
生産者米価が低落し先行き不透明な米情勢の中、生産者が出荷する玄米をJAが直接買い入れ、多様な米の有利販売によって安定した生産者米価を目指す取り組みです。
直接流通米のメリットは?
生産者に見えやすい販売単価を提示し、可能な限り高い単価で買い取りさせていただきます。
出荷する方法は?
特別栽培米と施設(カントリー、ライスセンター)出荷分は全量直接流通米となります。個袋出荷の場合は、事前申し込みが必要です。詳しくは、最寄りの広域営農経済センターまたは地域農業振興係にお問い合せください。
舞鶴市教育委員会
担当栄養士様より
多くの子ども達が給食で丹の国米コシヒカリを食べて「ごはんが好き!」と言っています。
関西の大手スーパー
担当者様より
2015年から販売しています。品質も良好でお客様のリピートが増えています。今後も販売し続けます。